はじめに
先日、名古屋にある劇団四季のライオンキング
を鑑賞してきました。
以前から観に行きたいと思っており、今回機会があったので観た感想を紹介したいと思います。
鑑賞しようと思った経緯
今回は母親と一緒に観に行きました。
コロナの影響で一度公演中止になったそうですが、再開されてチケットが取れそうとのことで、一緒に観に行くことにしました。
劇団四季のライオンキングの鑑賞自体は2回目で、前回は通っていた高校の行事で観ました。
当時、高校生で演劇自体初めての経験だったので「人間の演じるお芝居だろ」とアニメや漫画よりも下に見て、
ちょっと馬鹿にしていたところがありました。
しかし、
いざ始まってみると鳥肌が立ったのを覚えています。
舞台の上だけで演じるものだと思っていたものが、観客席の後ろから演者さんが現れたり、舞台前で楽器の演奏がされたりと、
ホール全体を使った演出に感動しました。
そんな経験もあり、
以前からもう一度観たいと思っていたので、この機会に行くこと。
(ホームページみたら名古屋での公演は14年ぶりなんですね。感慨深いものがw)
鑑賞した感想
名古屋四季劇場で観るのは初めてで、前回観た劇場(どこか忘れましたが)より少し小さく感じましたが、
雰囲気のいい素敵な劇場でした。
鑑賞に来ているお客さんは老若男女幅広い層の方がいて、人気ぶりを窺い知ることができましたね。
小さなお子さんもいて、鬼滅の刃もいいけど、ミュージカルを自分から観る機会もなかなか無いと思うので、
一緒に連れて行ってくれる親御さんは素敵ですね。
ディズニー映画のライオンキングなのでお子さんも親しみやすいですし、主人公の少年時代は子役が演じているので、
自分と年齢の近い子が舞台の上で演技をしているのを観るのは、刺激になるかもしれないですからね。
ストーリーはライオンキングそのものですが、
一部キャラクターのセリフを名古屋弁を使ったりと、サービス精神もありお客さんの受けも良かったです。
公演を観ながらミュージカルがどうしてこんなに感動を生むのか考えていて、
そこにある生物感
が心に響くからだと感じました。
アニメや漫画なら一時停止や巻き戻しで、何度でも同じ場面を観ることができます。
しかし、ミュージカルの場合そうはいきません。
人間が演じている以上、そこには二度と同じ瞬間は生まれない。
息遣い、汗、間合いなどいくら練習しても同じものは生まれない。
ハプニングもあれば、演じている演者さんのバックグランドもあるかもしれない。
そういった一度切り感、前回と同じようで同じじゃない感が感動を生むんだと感じた。
まとめ
コロナ禍で劇場公演も中止になって、劇場運営も役者さんもとても大変な時期だと思う。
そんな中でも舞台最前列で鑑賞し、公演を楽しみにしているコアなファンや、
14年ぶりに鑑賞し感動して別の作品のミュージカルも観たいと思った人もいる。
間違いなく元気を貰っている人がいるので、コロナに負けずに頑張って欲しい。
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