最近感じた個人開発でアプリを作る時に意識するといいかもしれないこと

こんちには、フリーのITエンジニアでWeb(PHP:Laravel)のバッグエンドをメインにフルリモートでお仕事させて頂きながら、個人開発でiOSアプリを作っているMoritaです。

最近の個人開発ではiOSの単語帳アプリを作っています。
今回のアプリを作っていて良いなと感じたことを紹介します。

なぜ単語帳アプリを作っているのか

なぜ単語帳アプリを作ろうと思ったのか。

過去にいろいろアプリを作ってリリースしてみて、自分の考える個人開発の掟があります。

1.ツール系
2.to Cはやらない
3.自分が必要なものを作る

開発するものはツール系にすべし

1つめの掟として、開発するものはツール系にすることです。

ツール系とは、電卓や目覚まし時計のようなあまり凝った機能がないものになります。

なざツール系なのか。
それは、個人開発ではリリースが常に足りない状態だからです。

私の場合、フリーランスで仕事をしながら、あい間に個人開発をしているので時間が限られており、凝った機能のあるサービスを作ろうと思うと時間が足りません。
なので大掛かりな機能を必要とするものより、単機能でもリリースでき、長期的なスパンで機能をアップグレードして行けるツール系がベストだと思っています。

個人開発を始めた最初はみんな壮大な夢を抱きがちだと思いますが、現実は厳しいです。

C to Cがメインのコンテンツのサービスはやらない

個人開発ないし、初めてサービスを作りたいと考える人にありがちなのが、
メルカリなどのユーザ間でやり取りすることでコンテンツが生まれる系のサービスです。

これをメインにしたサービスを最初からやろうと思うと個人開発では確実に死にます。

理由は簡単で、1.のツール系にすべしでも触れましたが、圧倒的にリソースが不足しているからです。
C to Cのサービスを作るのはいいですが、リリースした直後は使用してくれているユーザがいない、もしくは限られているので、ユーザ間のやり取りがコンテンツとして売りの場合、初めて来たユーザがコンテンツの少なさを見て離脱してしまう可能性が非常に高い。
そのため、サービス開始直後では運営元(個人開発の場合本人)がサクラ的にサービスを盛り上げないと離陸できないです。

メルカリもリリース直後は運営元がユーザの出品した商品を買い取っていたことは有名です。

なんだかんだ言っても自分が使わないサービスは愛でられない

最終的にはこの部分が一番大きい気がしますが、3.の自分が必要なものじゃないと継続できないですね。

作るのもそうですが、リリース後の運営なんてゴールのないマラソンなのでやっぱり愛がないと辛いです。

最近感じたのが、作っている時点ですでに辛くて早くリリースしたくなっているプロダクトは愛でられないのでやめた方がいいです。

テーマと開発がいい感じで相互循環させるのが良いかも

冒頭にも書いたのですが、最近は単語帳アプリを作っています。

作ろうと思った理由はそろそろ真面目に英語勉強しようと思ったからです。

プログラミングしてると英語に触れる機会は多いです。
でも、最近は情報発信している人も多いので日本語でもそれなりの情報を得ることはできます。
ただし、情報の精度に問題があったりするので、より効率化を図るためにもテック系の英語くらい読めるようになろうと思ったからです。

勉強方法としては、iOSアプリを作っているのでアップルの公式ドキュメントサイトを使用しています。
サイトで使用されている単語と訳を開発中の単語帳アプリに登録して勉強し、
サイト英文を音読しています。

iPhoneには読み上げ機能があるので、英語の単語の発音の勉強にもなります。

この勉強方法のいいところは、

1.自分の興味のある分野であること
2.分野を絞っているので使用されている単語が限られる
3.覚えた単語がサイト英文を読む時に分かるようになるので学習成果を感じやすい

といったことが上げられます。

また、作っているアプリの使用頻度が上がるので、より使い勝手のいいUI/UXにするにはどうしたらいいかを常に意識させられます。

結果的に英語の勉強とアプリを作ることが相互に影響しあって良いサイクルが作られていることを実感して楽しくなってきます。

まとめ

今回の経験で得られた気づきとしては、勉強や開発といった行為を単独で行うよりも、
複数のことをいかにリンクさせて影響させることで良い循環を作れれば、楽しんで継続することができるのではないかと思います。
今回は英語✕アプリ開発でしたが、簿記や料理、農業といったいろんな分野をかけ合わせることで新しいことにもチャレンジしたくなりました。

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